【葛西臨海公園】都もラムサール条約登録を目指すことを発表!【ラムサール条約とは?】

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以前から「野鳥の会」などの各団体が推進していましたが、都も条約登録を目指す方針が発表されました(2017年5月12日の都知事会見にて)。これで、条約登録に大きく近づきました。登録されれば、東京都では初となります。

ラムサール条約とは

かんたんに言えば、水鳥たちの湿地を護るための条約です。日本では50ほどの湿地が登録されており、釧路湿原尾瀬が有名です。葛西臨海公園の近くでは、千葉県習志野市の谷津干潟があります。

ラムサール条約登録を目指す意義(日本自然保護協会)

2017年4月、「日本自然保護協会」が東京都知事宛に要望書を提出するにあたり、つぎのようなコメントを発表しました。

葛西・三枚洲は、東京湾本来の干潟の姿を残す貴重な自然です。
1964年の東京オリンピックに象徴される高度経済成長の時代に、東京湾の干潟はほぼ9割が消滅しました。その中で残された三枚洲には、ラムサール登録基準を満たす多数のスズガモやカンムリカイツブリが飛来しています。
2020年に東京湾岸をメイン会場のひとつとして東京オリンピック・パラリンピックが開催されますが、これまでのオリンピックによる自然破壊の反省などからオリンピック憲章には生物多様性への配慮が明記され、持続可能なイベントであることが重視されてきました。
そこで、日本自然保護協会は、日本野鳥の会東京など12団体とともに、葛西・三枚洲のラムサール登録と東京湾奥部の湿地環境の保全の推進を東京都知事に要請しました。(「葛西・三枚洲」のラムサール条約登録湿地への推進を要望しまし|日本自然保護協会

要望書の内容は、上記のリンク先からご覧いただけます。

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